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怒鳴ることで得られるものは何もない

ついつい2歳育児でイライラしてしまい、怒鳴ることもしばしばありました。

実家に帰省した時に、ふざけながら食べる息子くんに怒っていると、

それを見ていた両親から

「そんな怒鳴らないの!醜いわよ!」と言われてはっと自分の愚かさに気づきました。

怒鳴ってたつもりはなかったのですが、周りからみると声を荒げていたようで。

人が怒鳴っている姿って本当に醜い顔だし、恐怖や支配で満ち溢れていて、私自身、

心底嫌いです。怒鳴られると、怒鳴った相手に従うどころか憎悪や恐怖しか感じない。

 

 

そんな時、振り返ってみると、もちろんイライラするようなことを子供はしたけど、

怒鳴られるほどの悪いことはしていないよなと。

 

 

そして更に深堀りしていくと、怒鳴ってしまった時って、他の外部要因、つまり、

自分の心身の調子が悪かったとか、旦那の言動にイライラしたとか、疲れてるとか、

家事などの段取りが悪くて忙しいうえに、子供が引き起こした事柄によってもっと時間がなくなったとか、子供が直接的な原因ではなかったりすることもあるなと。

 

 

つまりは怒鳴ってしまうって自分の器が狭いだけだなという本質に気づいたのです。

心にゆとりを生む生活力とか、心身の健康とか、感情のコントロールとか自分の器におさまること以上の、些細な相手が引き起こすトラブルによって乱された心から溢れ出たものを、相手を服従したり支配させたり、自分の思い通りにしようと思ってする表現でしかない。怒鳴ったって相手が思い通りになるはずがない。

 

 

もし、私が心身ともに調子がよくて、時間にも余裕があって、悩みもなかったら、

叱ることはあっても、怒ること、ましてや怒鳴ることなんてしないよなと思うと、ただ反省するしかないのでした。

 

これは対子供、だけでなく人間関係全てに言えること。

子供が相手だからというわけではなく、誰に対してもどんな出来事に対しても広い器で受け止められるように自分を高めたり安定させるということをしなくてはいけないなと気付かされたのでした。

 

まだまだ人間修行の道のりは長い。。。。