妊娠中期(5ヶ月〜7ヶ月)
続けて、妊娠中期の様子について振り返ります。
▪️エコー写真
いずれも19週目のものですが、初期のころと打って変わって
すでに人間らしい形が出来上がってきたことに驚きます。
病院に行くたびに、内臓ができたり、骨が形成されたりして生命の神秘を感じました。
下の写真でも背骨や足の骨がよくわかりますね。
こちらは正面を向いた時のもの。骸骨みたいなのがまさに顔です。
エコー写真って、ちょっと怖いというか決して可愛いものではないですが、
すくすくと育っていることが実感できたのが妊娠中期でした。
▪️病院の検査
この頃、私は会社近くの小さいクリニックから都心の総合病院へと移転しました。
ですが結果的に、この病院は最後まで気に入りませんでした。
やはり、小さなクリニックでは担当医が変わらないのが安心できたのと、
分娩ができないのを理由に出産前にみんな転院するので
患者さんが少ないためかじっくりと診察をしてくれました。
それに比べて都会の総合病院は、産婦人科だけでなくとにかく人が溢れかえっていて
先生からスタッフまで対応が機械的で、人情味を感じませんでした。
最初の先生が最悪で、私の顔も見ずエコーも見せてくれず、「はい、じゃあ2週間後に」
というような素っ気ない診察だったので2回目から違う先生にしました。
その先生はベテランだったようですが、消極的な先生で質問しないと答えてくれないし
答えてもボソボソと小さい声で話す先生でした。
しかも途中から研修医らしき男性が現れ、診察はその人がほとんど見たため
なんだかちょっと頼りなく心配でありました。
病院選びは、医療的なサービスはもちろんのこと人との相性も大事なので違うと思ったら
口コミなども調べて転院することも視野に入れてもいいかもしれません。
私が今、里帰り先でお世話になっている病院は地元ということもあり
祖父の世代からお世話になっており、父と母が入院した時も先生だけでなく
病院スタッフ全てが親切でアットホームでとてもいい雰囲気なので気に入っています。
やはり医療もサービスのひとつなので、自分が納得いく病院が見つかるといいですね。
私が住んでいる港区にはセレブ病院と呼ばれる病院もありますが、
入院時の部屋や料理が豪華だったりすることで高いようで(100万近くなるとか!)
お金があったらそうしたいですが、庶民は普通の病院で我慢です。
▪️体調の変化
①とにかく暑い
夏だったこともありますが、とにかく暑くて汗が尋常じゃなく出ました。
代謝がよくなっていたのかな?
②食べ物の趣向が偏ってくる
赤ちゃんを育てるためか、食欲はありましたが食べたいものが変化していきました。
自分の中でブームが来て、しばらくそれを食べ続けては飽きて行きました。
トマト、そうめん、辛いもの、アイス、おにぎりなどがマイブームとなりました。
あとは夕飯の量が多くなり、ごはんを2杯分ぐらい食べるようになりました。
③貧血っぽくなってくる
血液が赤ちゃんに行き渡るのと、夏の暑いせいもあるけれど、
たまにクラっとすることが多くなりました。
特に夏の電車移動は辛かったので、仕事の外出は同僚に代わりに行ってもらうことも。
④歩くのがしんどくなってくる
これも暑さのせいもありますが、少し歩くだけで動悸息切れがするように。
さらにおなかが大きくなるごとに歩くスピードも遅くなってきます。
いつも歩ける距離が遠く感じて、たまに休みながら進んでいました。
⑤家事をするのが億劫になる
疲れやすく家事が億劫になってきます。しゃがむ体制や立ちっぱなしの体制も
引き続き辛いので、できるだけ手抜き家事にするのがポイントです。
⑥足がつりやすくなる
これが地味に辛かったです。寝起きにツーンと、どうしようもない激痛が
ふくらはぎに起こるんです。
こればっかりは耐えるしかないので対処の仕様がありませんでした。
▪️この時期に嬉しかったこと
①共感したり、声をかけてくれる
特に、女性には少しふっくらしたおなかをさすってくれたり、
「体調大丈夫?」やら「そこに段差あるから気をつけてね!」やら、
「体に負担にない範囲で気晴らしに食事に行こうよ!」など声をかけてくれる人が
多く嬉しかったです。
逆に、男性は体調のことはよくわからないようであまり触れてこなかったですし、
飲み会の席でタバコを吸ったりする人もいたり、配慮してくれる人は少なかったです。
奥さんが出産経験などがあると、気遣ってくれるイクメンの方もいました。
②ネットスーパーや出来合いの食材の便利さ
普段からネットスーパーなどは利用してましたが、歩くのがしんどくなった時に
わざわざスーパーまで往復して重い荷物を持ち歩かなくてよくなるのは助かりました。
またデパ地下のお惣菜なんかも少し高いけど、家事をするのがしんどかった時に
栄養も満点だし味も美味しいし利用しました。
▪️買ってよかったもの
この時期になってくると、おなかがきつくなり着れる服も少なくなってきます。
一時期のことなのであまり妊婦グッズは買いたくなかったのですが、
マタニティ用の下着や、ボトムスなどは必須でした。このレギンスは色違いで購入↓
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ブラジャーなどきつく締めるものは、気分が悪くなることもあったので
この時期からユニクロのブラトップにお世話になってます。
カップ数も産前産後で変化するし、わざわざ買い直すのももったいないなと思って。
ブラトップにしてから、それ以外使えないぐらい楽チンです。
いわゆる安定期となってくる妊娠中期ではありますが、マイナートラブルもしばしば。
妊婦生活というのは気が抜けないのだなと痛感しました。
でも比較的、動きやすいのもこの時期。
妊婦さんには、無理をしない程度にマタニティ生活が楽しんでほしいと思います。