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2歳児、どうしてもイライラしてしまう時。

 過去記事でも、叱り方、怒りとの付き合い方については模索中ではあるものの、

やっぱりそれでもイライラしてしまう時はある。。。

 

人間ですもの。喜怒哀楽があって仕方ない。

💢マークが出てしまっても、なるべく汚い言葉を覚えてほしくないのでちょっと最近心がけていること。

自分もそうだけど、自分に非があった場合でも他人に避難されたり指摘されたりする時、言い方によってすんなりと改めようと思ったりする言葉もあるし、逆にすごい嫌な言い方や言葉尻りで、反抗したくなることってあるよなと思って。

 

 

 

1)英語の命令形にする

日本語で「〜〜しなさい!」と言うと、やはり命令である以上、支配関係とか、上下関係になってしまう。

それに例えば「うるさい!」とか「だまれ!」とか日本語で表現すると、ちょっと大人が言われても、例え本当にうるさかったとしても、ちょっと強すぎてダメージが強くて嫌な印象がある言葉。

でも英語で、「しゃらっぷ!!」( Shut up!) って、私たち日本人からすると英語に馴染みがないのでなんだかかわいい呪文のように聞こえません?(私だけ?)

多分、語尾が「っぷ!」ってなってるからかわいく面白く聞こえる気がして。

子供も短い言葉で、なんだか面白いみたいですぐに「しゃらっーぷ!」って反復して、

全然静かにはしてくれないけど、「うるさい!」とか言うよりは自分の罪悪感も半減する気がしている。

同様に「急いで!」も「はーりーあっぷ!」って言うと子供もちょっと楽しいみたい。

「食べて!」とかも「いーと ぷりーず」と言ったほうが「ぷりーず」が子供にとってもなんだか可愛い響きで面白いみたい。

 

2)敬語でお願いする

例えば、

「もーーー!〜〜しないでよ!」と言いたくなる時も、

「〜〜、されるととっても困るのでしないでいただけますか〜?」

と言うだけで、なんだか優しく丁寧になった気分になるし、言われた方もそんなに嫌な気がしない。

 

3)ママはもうお手上げ宣言

何をやってもダメな時、ちゃぶ台をひっくり返されたような時、イライラがピークになってしまった時。ちょっと荒治療だけど、お世話を全て止めて「ママ、もう帰るね。」「ママ、もう疲れちゃった。」「ママ、もうあげない。」「ママ、もう一緒にできない。」と素直にお手上げ宣言する。

 

すると「見捨てないでーー」と言わんばかりに言うことを聞いてくれたりします。

3)はいいのか、悪いのか。。。

でもふざけたり言うこときかなかったりするのも、ママはどこまで許してくれるかなと試されているような時もあるのでそういう時には効果てきめんです。

 

 

 

怒鳴ることで得られるものは何もない

ついつい2歳育児でイライラしてしまい、怒鳴ることもしばしばありました。

実家に帰省した時に、ふざけながら食べる息子くんに怒っていると、

それを見ていた両親から

「そんな怒鳴らないの!醜いわよ!」と言われてはっと自分の愚かさに気づきました。

怒鳴ってたつもりはなかったのですが、周りからみると声を荒げていたようで。

人が怒鳴っている姿って本当に醜い顔だし、恐怖や支配で満ち溢れていて、私自身、

心底嫌いです。怒鳴られると、怒鳴った相手に従うどころか憎悪や恐怖しか感じない。

 

 

そんな時、振り返ってみると、もちろんイライラするようなことを子供はしたけど、

怒鳴られるほどの悪いことはしていないよなと。

 

 

そして更に深堀りしていくと、怒鳴ってしまった時って、他の外部要因、つまり、

自分の心身の調子が悪かったとか、旦那の言動にイライラしたとか、疲れてるとか、

家事などの段取りが悪くて忙しいうえに、子供が引き起こした事柄によってもっと時間がなくなったとか、子供が直接的な原因ではなかったりすることもあるなと。

 

 

つまりは怒鳴ってしまうって自分の器が狭いだけだなという本質に気づいたのです。

心にゆとりを生む生活力とか、心身の健康とか、感情のコントロールとか自分の器におさまること以上の、些細な相手が引き起こすトラブルによって乱された心から溢れ出たものを、相手を服従したり支配させたり、自分の思い通りにしようと思ってする表現でしかない。怒鳴ったって相手が思い通りになるはずがない。

 

 

もし、私が心身ともに調子がよくて、時間にも余裕があって、悩みもなかったら、

叱ることはあっても、怒ること、ましてや怒鳴ることなんてしないよなと思うと、ただ反省するしかないのでした。

 

これは対子供、だけでなく人間関係全てに言えること。

子供が相手だからというわけではなく、誰に対してもどんな出来事に対しても広い器で受け止められるように自分を高めたり安定させるということをしなくてはいけないなと気付かされたのでした。

 

まだまだ人間修行の道のりは長い。。。。

 

魔の2歳児、イヤイヤ期を「綱引き論」で乗り切る!

俗に言う魔の2歳児、イヤイヤ期真っ盛りな息子くん。

とはいえ、私は2歳児だから特別大変とか思っていなく。

子供だから何歳でもきっと言う事を聞かなかったり、嫌な時は嫌なんだろうなと思って付き合うようにはしています。

 

とはいえ、急いでいる時とか、疲れている時とか、イライラしている時によって

言う事を一筋縄では聞いてくれないもので。。。。それがまた疲れやイライラを増幅。

ママだったら、何度も経験していることですよね。私もそんな毎日。

 

 

ただ、本で読んだ「綱引き論」の考え方によって少し方法を変えてみることで、

イライラを軽減できてきているかなぁと思っています。

 

 

お母さんの心がラクになる!怒らない子育て

お母さんの心がラクになる!怒らない子育て

 

 

精神科医水島広子さんの書いたこちらの本に、

子供は大人と同じ力で綱引きをしてしまうので、

「やめなさい!」「いやだ!」の綱引きから降りること

が怒らない子育てをするポイントなんだとか。

 

確かに、「こうしなさい!」「これはダメ!」などと言うことほど、全力で拒否したり

言う事を聞かなかったりするなと。

 

例えば最近、「お片づけしなさい!」と言うのはやめました。

お片づけしなさいと言ったって、お片づけしないんですもの(笑)

 

その代わり、「車さんの駐車場はどこだっけ〜?」とわざとクイズ形式にしたり、

「おでかけの前におもちゃをお片づけしないと、泥棒さんが入ってきて取られちゃうかもよ〜」などと言うとわりとあっさりしてくれるように。

 

それもそうで、大人の私だって頭ごなしに誰かに指図されたり、命令されたらしたくなくなるよなと思うんです。お片づけも、強性されてするものではなく、楽しくやってほしいのでこの方法は効果てきめん。

 

お片づけ以外にも、身の危険があることや、人を傷つけたり、お行儀が悪いこと以外については、「〜〜しなさい!」と言わないようにしています。

 

 

食べるのに時間がかかる時、歩かない時も同様。

大人だって食べない時は、他のことに意識が向いていたり、おなかいっぱいだったりすることもあるし。そもそも食事は楽しく、健康のために食べることが目的。

栄養が十分足りていそうならば、おなかいっぱいならば、無理に全部食べなくても楽しく食べれればいいなと思うんです。

 

食べきれない時は自分が少し食べて手伝ってあげるようにして、食事に集中できるよう会話をして、楽しく食べれる雰囲気を作ったり。

 

 

歩かない時も時間に余裕がある時は、「別に何も予定がないからいいや」と割り切って永遠と続きそうな道端の石ころ拾いにも付き合ってゆったりとしたお散歩を私も楽しんでみたり、抱っこをせがんできたら、「今しか抱っこできないんだし」と思って、ラブラブなスキンシップタイムを楽しんでみたり。

案外、少しでも抱っこしてあげると安心するのかしばらくして歩いてみることも多かったり。

 

 

そんな風に綱引きをやめて試行錯誤しながら2歳との毎日を楽しむようにしています。

魔の2歳児に悩んだら、もしかしたら無謀な綱引きをしてしまっているのかもしれないので、コミュニケーションを見直すいい機会かもしれません。